ダンベルシュラッグ(Dumbbell shrug)は僧帽筋の筋トレ種目になります。 この種目は、ダンベル使って行います。 初心者から上級者まで老若男女問わず行うべき種目になります。 僧帽筋を鍛える事で様々なメリットがありますので見ていきましょう!
✔️ この記事の対象者
- ダンベルシュラッグで鍛えられる筋肉の部位を知りたい人
- ダンベルシュラッグのやり方を知りたい方
- 肩こり改善させたい方
- 姿勢を良くしたい方
- 怪我をしない様にしたい方
✔️ この記事で分かること
- ダンベルシュラッグのやり方・効果
- ダンベルシュラッグを行う際のコツ
- ダンベルシュラッグの回数設定方法
- ダンベルシュラッグの重量設定方法
ダンベルシュラッグとは
ダンベルシュラッグとは僧帽筋を鍛える筋トレ種目になります。 名前の通り、ダンベルを用いて行います。 僧帽筋上部を強化することで、激しい動きでも首をしっかり固定できる様になります。
ダンベルシュラッグで鍛えられる筋肉の部位
- 僧帽筋上部(背中の筋肉)
- 僧帽筋中部(背中の筋肉)
- 肩甲挙筋(インナーマッスル)
- 主働筋(主に使う筋肉):僧帽筋上部
- 協働筋(協力的に補助してくれる筋肉):僧帽筋中部、肩甲挙筋
ダンベルシュラッグの効果
ダンベルシュラッグを行う事で得られる効果は、
- 肩こり改善
- 姿勢が良くなる
- 怪我をしにくくなる
になります。
肩こり改善
肩こりになる原因は肩周りの血行の循環が悪いからです。 現代人は肩こりに悩まれますよね。長時間のスマホやPCを使う事でずっと下を向いたまま作業をします。 身体を動かさないため肩周りの血行の循環が悪くなるのも当然です。 ダンベルシュラッグを行う事により肩周りを動かすため血行の循環が良くなり肩こりが改善されるのです。 ぜひ、肩こりがある人は行ってみてください。肩もみより効果ありますよ。
姿勢が良くなる
僧帽筋を鍛えることで姿勢が良くなります。 僧帽筋は肩や首、背中に繋がっている大きい筋肉なので鍛えることでそれらが引っ張られます。 引っ張られることで、猫背ではなく、ピシッと伸びた背筋が手に入ります。 姿勢が良くなると、下っ腹が出にくくなるため、見た目を変えるにはとても大切な筋肉(僧帽筋)になります。
怪我をしにくくなる
僧帽筋を鍛えることで、肩関節の動きの補強になります。 そのため、肩を使う筋トレ種目(例:ショルダープレス、ベンチプレスなど)での怪我をしにくくなります。 フォームが崩れるとよく痛めてしまうのが肩関節になります。 怪我をすると今後の筋トレができなくなるため、怪我をする前に補強してくれる僧帽筋を鍛えておくべきなのです。
ダンベルシュラッグのやり方
開始姿勢
- 両手にダンベルを持ち、手のひらを身体の側面に向ける
- 肩と腕の力を抜いて肩を落とす
- ダンベルは身体にくっつける
- 僧帽筋上部をストレッチさせる
上げる動作
- 両肩をすくめる様に高くあげる
- 肩甲骨を挙上する
- この時、肘は曲げない様に注意する
下ろす動作
- ゆっくりと下ろす
- 肩甲骨を下げる
- 僧帽筋上部がストレッチされているのを意識する
ダンベルシュラッグを行う際のコツ
ダンベルシュラッグを行う際のコツは、
- 反動をつけない
- 呼吸を止めない
- 鍛えている筋肉を意識する
になります。1つずつ見ていきましょう。
反動をつけない
キツいと反動をつけてしまいます。 チーティングというやり方もありますが、個人的には最後の追い込む時以外おすすめしません。 初心者の人は特に反動をつけてしまっては狙いたい筋肉に負荷がかかりらないので、先ずは、ゆっくりと動かしフルストレッチ・フル収縮を意識して行いましょう。 その方が効率が良いですよ!
呼吸を止めない
力んでしまう事で呼吸を止めてしまうのは分かります。 しかし、呼吸を止めてしまうことで、酸欠になり体調を崩してしまったり、最悪の場合倒れてしまうことがありますので注意しましょう。 呼吸は常に止めない様に意識しましょう。
鍛えている筋肉を意識する
これは非常に重要です。意識性の原則があるくらいですからね。⬇️
反動を使ってしまうと鍛えている筋肉は意識できなくなってしまってます。 意識する事でより効率的に筋肉の成長が見込めますので意識しましょう。 ダンベルシュラッグの場合は僧帽筋上部です。ここに効いている事を意識しながら行いましょう。
ダンベルシュラッグの重さ
ダンベルシュラッグの重量設定の流れとしては
ぜひ、チャレンジしてみてください。
ダンベルシュラッグの回数設定
ダンベルシュラッグの回数設定としては、目的によって変わってきます。 筋成長はストレス応答によっておきますので、行う日によって回数を変えるべきです。 詳しくはこちらをご覧ください。
ダンベルシュラッグを行う際に個人的におすすめなのは、
- 8回〜12回行える高重量の日
- 15回〜20回行える中重量の日
- 30回〜40回行える低重量の日
になります。 上記の様に日によって刺激を分けるのをおすすめします。 1番良いのは自分に合うやり方を見つけることですので、いろいろ試してみましょう!
まとめ
ダンベルシュラッグは僧帽筋の筋トレ種目であり、ダンベルシュラッグを行うと、
- 肩こり改善
- 姿勢が良くなる
- 怪我をしにくくなる
という効果があります。 シュラッグはダンベルのみならずバーベルも使い、目的にあわせて様々なやり方で行うのがおすすめです。 ダンベルシュラッグを行い理想の身体を手に入れましょう!